【Vol.059】CVTとATの違いは?!そのメリット・デメリットとは?

「オートマ」と一口で言ってしまえばドライバーはそれほど気にする必要はありませんが、中身はかなり異なるのがATとCVTです。その違いや、メリット・デメリットは何でしょうか?

~ 目次 ~

チャプター①
あなたのクルマのミッション形式は?
チャプター②
ATとCVTの具体的な違い
チャプター③
大馬力対応だが複雑なAT
チャプター④
良くも悪くも小排気量向けのCVT

チャプター① あなたのクルマのミッション形式は?

シフトレバーを操作しない限りギアが変わらない、MT(マニュアル・トランスミッション、手動変速)と、「その他のミッション」では運転感覚が大きく異なります。
「その他のミッション」の種類について、多くの人は、「オートマ」と呼んでいるでしょう。実際には、手動で変速せずともギアが自動変速する点が同じだけで、中身は大きく異なります。
「セミオートマ」や「オートギア」とも呼ばれる、MTを機械が自動操作するタイプ。
異なる仕組みながら、ギアを機械が自動操作するという点ではMTと同じ「AT(オートマチック・トランスミッション、自動変速)」。
ギア(歯車)が存在せず無段変速するCVT(コンティニューアスリー・バリアブル・トランスミッション、連続可変トランスミッション、無段変速機)。
ハイブリッド車にはモーターや発電機がCVTと同じ役割を果たし、トランスミッションが無いものもあります。
さて、あなたのクルマのミッションは、どの形式でしょうか?

チャプター② ATとCVTの具体的な違い

さて、一番多いATとCVTの違いですが、具体的には「歯車の有無」が大きな違いです。
まず、エンジンの回転数を速くしたり遅くしたりして、タイヤに伝えるのがミッションの役割だと思ってください。
1速や2速など低いギアだと回転数を遅くして力を増し、5速、6速など高いギアでは速くして効率化しています。その「何速」かで組み合わせる歯車を変えているのが、ATです。
一方、歯車を持たず、滑車のようなプーリーや、球体、円錐などの組み合わせで回転数を変更し、何速と言わず無段階、かつ連続的に変更できるのがCVT。とはいえ、使い勝手の問題から、あえて「何速」と固定するモードを設けた「〇速CVT」もあります。

チャプター③ 大馬力対応だが複雑なAT

さて、一番多いATとCVTの違いですが、具体的には「歯車の有無」が大きな違いです。
まず、エンジンの回転数を速くしたり遅くしたりして、タイヤに伝えるのがミッションの役割だと思ってください。
1速や2速など低いギアだと回転数を遅くして力を増し、5速、6速など高いギアでは速くして効率化しています。その「何速」かで組み合わせる歯車を変えているのが、ATです。
一方、歯車を持たず、滑車のようなプーリーや、球体、円錐などの組み合わせで回転数を変更し、何速と言わず無段階、かつ連続的に変更できるのがCVT。とはいえ、使い勝手の問題から、あえて「何速」と固定するモードを設けた「〇速CVT」もあります。

チャプター④ 良くも悪くも小排気量向けのCVT

一方、CVTは「摩擦力の範囲での駆動伝達」を行っているため、ハイパワー車向けではありません。小排気量車でもチューニングしたりスポーツ走行など「一般的な用途」以外では壊れる事も多かったのです。
しかし、初期に採用されていた電磁クラッチをトルコンに変更し、さらに電子制御化で安全マージンを大きく取ると同時に、エンジンとの統合制御でスポーツ型にも燃費型にもソフトウェアの設定一つで対応できる事から、今では広く使われています。
割と安価なクルマに使われる事の多いCVTですが、やはりトルコンを介する事によるロスもある事から、最近は簡易的なDCT(デュアルクラッチトランスミッション、セミATの一種)に切り替えるメーカーも多いです。
ただし、シフトショックが無いという無段変速のメリットもありますから、安価なクルマに快適性を備えるには最適な事から、今後も使われ続けるでしょう。