【Vol.067】速度標識がない道路では何キロまでスピード出していいの?

皆さん、普段から自分の走行速度はちゃんと気にかけていますか。スピードの出しすぎは違反はもちろん、重大な事故を引き起こす可能性があります。しかし、速度制限を守りたくても標識がない道路も見た覚えがあると思います。そうした場合は、何キロまで速度を出してよいか、解説いたします。

~ 目次 ~

チャプター①
一般道路は時速60kmまで!
チャプター②
高速道路は時速100kmまで!でも速度指定がある場合は注意!!

チャプター① 一般道路は時速60kmまで!

警察庁交通局長が平成21年に各都道府県警察の長に送付した「交通規制基準」の一部改正の知らせが公開されており、それによると高速道路を除く一般道路は最高速度は時速60kmで、原則として最高速度60km/hの速度指定は行わないものとするとあります。
最高速度60km/hを示す標識は原則として設置しないということです。言い方を換えれば「速度指定の標識がない道路は最高速度は時速60km」となります。ただ基本的に2車線以上の道路が対象になるようで、中央線のない一本の道路は最高速度50km/hになるようです。
また生活道路と呼ばれる道路は注意が必要です。生活道路とは、「一般道のうち、主として地域住民の日常的に生活するうえで利用される道路」と定義されます。つまり住宅街の中のような道路ですね。
もしかしたらパッと見て標識が見当たらないような生活道路があるかもしれません。こうした生活道路は最高速度は時速30kmに指定されています。
もし標識が見えないから、などといって住宅街や商店街近くの道路を60km/hや50km/hで飛ばすと大変危険なうえ、違反となるので十分注意してください。

チャプター② 高速道路は時速100kmまで!でも速度指定がある場合は注意!!

高速道路は「最高速度は100km/h、最低速度は50km/h」が原則です。比較的有名な話なので聞いたことがある方も多いかもしれませんが、これはあくまで高速自動車国道の本線車道でのことです。速度指定されている区間も多いので標識は見落とさないようにしましょう。
また高速道路とは異なる自動車専用道路もあります。先ほどの交通規制基準によると、「自動車の通行機能を重視した構造の道路」つまり歩行者や軽車両が侵入してこないように設計された道路のことですが、ここでは60km/hの壁を越えた制限速度がつけられることもあります。
ですがいわゆる高速道路ではないので、明確な標識があり、その場所に適した最高速度が指定されています。こうした道路で間違っても時速100kmなどという速度を出さないように注意してください。